瓦の補修で雨漏りを防ぐ!費用や方法・自力での修理も解説

築年数の経った瓦屋根を持つ、住居のメンテナンスに興味がある方は、瓦屋根の修理が必要かどうか判断したい、費用を抑えたい、自分でできる範囲を知りたいという悩みをお持ちではないでしょうか。
そこでこの記事では、瓦屋根の修理が必要な状態、費用、方法を解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

□瓦の補修が必要な状態と費用

瓦屋根は、耐久性に優れ、日本の伝統的な建築様式に欠かせない存在です。
しかし、長年風雨にさらされることで、様々な劣化が生じ、修理が必要になる場合があります。
ここでは、瓦屋根の修理が必要となる6つの状態と、それぞれの原因、補修方法、費用目安について解説します。

1: 瓦の割れやズレ

瓦が割れたり、ズレたりしている状態は、雨漏りの原因となる可能性が高いです。
瓦の割れは、台風などの強風や、経年劣化による強度低下が原因です。
ズレは、瓦を固定している漆喰の劣化や、地震などの揺れによって起こります。
補修方法は、割れた瓦を新しい瓦に交換したり、ズレている瓦を元の位置に戻したりすることです。
費用は、瓦の種類や交換する枚数によって異なりますが、1枚あたり数千円から数万円程度が目安です。

2: 漆喰(しっくい)の剥がれ

瓦を固定している漆喰が剥がれると、瓦がズレたり、雨水が浸入したりする原因となります。
漆喰の剥がれは、経年劣化や、雨水の浸入による劣化などが原因です。
補修方法は、剥がれた漆喰を補修したり、新しい漆喰を塗ったりすることです。
費用は、剥がれの程度や範囲によって異なりますが、数万円から数十万円程度が目安です。

3: 棟のズレや破損

棟は、屋根の一番高い部分で、瓦を固定するための重要な役割を果たしています。
棟がズレたり、破損したりすると、雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
棟のズレや破損は、強風や地震などの揺れが原因です。
補修方法は、ズレている棟を元の位置に戻したり、破損している部分を補修したり、新しい棟に交換したりすることです。
費用は、棟の種類や交換する長さによって異なりますが、数十万円から数百万円程度が目安です。

4: 瓦の浮き

瓦が浮いている状態は、雨水が浸入しやすく、雨漏りの原因となります。
瓦の浮きは、瓦を固定している漆喰の劣化や、地震などの揺れが原因です。
補修方法は、浮いている瓦を元の位置に戻したり、新しい瓦に交換したりすることです。
費用は、浮いている瓦の枚数や交換する瓦の種類によって異なりますが、数万円から数十万円程度が目安です。

5: 雨どい詰まり

雨どいは、雨水を排水するための重要な役割を果たしています。
雨どいが詰まると、雨水が排水されずに屋根に溜まり、雨漏りの原因となります。
雨どいの詰まりは、落ち葉やゴミなどが原因です。
補修方法は、雨どいを掃除したり、詰まっている部分を取り除いたりすることです。
費用は、詰まりの程度や範囲によって異なりますが、数千円から数万円程度が目安です。

6: 瓦の劣化

瓦は、長年風雨にさらされることで、劣化していきます。
瓦の劣化は、瓦の種類や設置場所、メンテナンス状況によって異なります。
瓦が劣化すると、強度が低下し、割れやズレが発生しやすくなります。
補修方法は、劣化している瓦を新しい瓦に交換することです。
費用は、交換する瓦の種類や枚数によって異なりますが、数十万円から数百万円程度が目安です。
上記以外にも、瓦屋根の修理が必要となる状態はいくつかあります。
瓦屋根の状態が気になる場合は、当社のような専門業者に点検を依頼することをおすすめします。

□瓦の修理を自分でやってみる?

瓦屋根の修理は、専門知識や技術が必要なため、自分で行うのは危険が伴います。
しかし、軽微な修理であれば、自分で行うことも可能です。
ここでは、瓦屋根の修理を自分で行う際の注意点、な方法、安全に作業を行うためのポイント、専門業者に依頼すべきケースを解説します。

1: 自分でできる瓦屋根の修理

自分でできる瓦屋根の修理には、以下のものがあります。
・瓦のズレ直し
・瓦の固定
・漆喰の補修
・雨どいの掃除
これらの修理は、比較的簡単に行うことができます。
しかし、高所での作業となるため、安全には十分注意する必要があります。

2: 瓦屋根の修理を自分で行う際の注意点

瓦屋根の修理を自分で行う際には、以下の点に注意する必要があります。
・安全に作業できる服装をする
・足場をしっかり確保する
・工具の使い方を理解する
・瓦の種類や構造を理解する
・自分の体力と能力を過信しない
・雨天時は作業を中止する

3: 専門業者に依頼すべきケース

以下のような場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
・瓦の交換
・棟の修理
・屋根全体の修理
・雨漏りの原因が特定できない場合
・高所での作業に不安がある場合
専門業者に依頼すれば、安全かつ確実に修理することができます。

4: 瓦屋根の修理を依頼する際のポイント

瓦屋根の修理を依頼する際には、以下のポイントを押さえるようにしましょう。
・業者の評判や実績を調べる
・契約内容をよく確認する
・支払い方法を確認する
・保証期間を確認する

□まとめ

この記事では、瓦屋根の修理が必要な状態、費用、方法について解説しました。
瓦屋根の修理は、自分で行うこともできますが、高所での作業となるため、安全には十分注意が必要です。
専門業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選びましょう。
瓦屋根の修理は、住居の安全を守る上で重要な作業です。
定期的な点検を行い、必要があれば早めに対処することで、安心安全な住環境を保ちましょう。

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