遮熱材リフレクティックスでリフォームしたお住まいへ行って来ました。

福井県福井市の屋根・外壁・雨樋の専門工事店、株式会社吉光工業の吉田です。

当社は遮熱材リフレティックス福井地区代理店です。

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昨年、テクノフェアで出展したときの写真。
遮熱材リフレクティックスとは、厚さ8mmの両面アルミ箔のシートです。

昨日、福井市にある昭和49年に建てられたお住まいで、2年前に耐震改修・断熱改修・リフォーム工事をさせていただいたお客様のところへお邪魔してきました。

最初にお伺いしたのは夏。
2階の部屋にいるだけで、汗がふき出して来る
そんな暑さが体に堪える温熱環境でした。

冬は、床から窓から冷気が襲ってくる
暖房を切るとすぐに冷えてきてしまうお住まいでした。
床が冷たいから、スリッパは必須という状況。

昭和49年、耐震基準が改正される前ですし、
間取りを見ていても、耐震上、弱そうな場所が見えてくる建物でした。

今でも一番多いのが、このような建物だと思いますが、
家は、安全で住みやすくリフォームすればまだまだ使えるので、
そのようにアイデアを出しました。

使い勝手が良くなるように、設備や間取りリフォーム。
地震が来ても安心して暮らすために、耐震リフォーム。
普段の生活が快適になるように、断熱リフォーム。

という形で考えて提案させていただきました。

内部工事は、千歳工業株式会社さん。

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写真は千歳工業株式会社の田中さん。
外部工事は、当社でという役割分担方式。
どちらも、得意な分野を生かしつつ、
遮熱材リフレクティックスの特性を理解している仲間です。

年数相当で、屋根も外壁も傷んでいたので、
屋根・外壁を改修するついでに、耐震改修と断熱改修をプラス。

耐震改修は、既存の筋交いの位置を確認し、
柱と筋交いの接合部分を金物で補強。
不足しているところには、筋交いをプラス。

窓は、使っていない部分は壁にして耐震性を上げ、
リフォームで触らない部屋には内窓を設置して二重窓に。
新しく追加する窓は、ペアガラスで。

屋根は、葺き替えの際に、野地板の下へ遮熱材リフレクティックスを施工。
壁・床下も、遮熱材リフレクティックスを使い、
グルリと建物が遮熱材で包まれている環境にしました。

「断熱材、ほんとに必要ないの??」
「床下は、断熱材あったほうがいいんじゃない?」
というご意見も、お客様から頂きましたが、
そこはリフォームでの実績も、新築物件での実績もあるので、
遮熱材だけで大丈夫とご納得いただきました。
その方が、施工もしやすく効果も出る

昨日お邪魔したときには、
玄関を開けて入った瞬間に、遮熱が効いているな、と感じるほど
温度が全く違いました。
床の上を歩いていても、まったく冷えてないので、
スリッパをはかなくてもOKでした。
「断熱工事が効いてるよ~」とお声もいただきました。

わずか8mmの遮熱材で効く、んです。

断熱材と遮熱材。

熱を止める原理が違うので、異なる名称になっており
言葉上は混乱してしまいますが、
遮熱材リフレクティックスに関していえば、
熱移動の理論にも合致し、実績が伴った
夏も冬も効果を発揮する材料です。

ユニークな素材です。

断熱と遮熱に限らずですが、
基本的に、何が一番シンプルで効果的にその問題を解決できるか
という視点で、お悩み解決策を考えますので、
お住まいの事でお困りごとがあれば、
相談してくださいね。

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この記事を書いた人

屋根・外壁・雨樋工事業 (株)吉光工業の3代目。「快適に暮らす」「人・建物・環境にちょうどいい解決策」をテーマに、できることを色々ご提案します。 一級建築士、 一級建築板金技能士 、遮熱施工管理技士 、宅地建物取引主任者。大阪大学建築工学科卒。大手ハウスメーカーを経て、 2006年から家業に。

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