アパートの屋根を知ろう!種類別の特徴やメンテナンス方法まで解説!

アパートの屋根は、地上から見えにくい部分なので、どんな種類があるのか、どんなメンテナンスが必要なのか、わからない人も多いのではないでしょうか。
アパートの屋根は、建物の耐久性や美観を大きく左右する重要な部分です。
様々な種類があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。

この記事では、アパートの屋根の種類ごとの特徴、メンテナンス方法について解説することで、安心してアパートの屋根の管理ができるようにします。

目次

□アパートの屋根の種類と特徴

1:スレート屋根

コロニアルやカラーベストとも呼ばれるスレート屋根は、セメントを主材として作られている薄い板状の屋根材が、敷き詰められて出来ている屋根です。
昔ながらの日本家屋に使われている瓦と比べると、半分くらいの重さなので軽くて扱いやすく、耐震性能が高いことから、スレート屋根に替える人もたくさんいます。
価格も比較的安く、カラーバリエーションやデザインも豊富なので、アパートの外観が洋風であっても和風であっても、雰囲気に合わせた屋根にすることができます。

2:瓦屋根

瓦は、耐久性が高く、防火性、断熱性、防音性にも優れていることから、高級感のあるアパートに見られることが多い屋根材です。
瓦の種類は、粘土瓦、セメント瓦、陶器瓦などがあり、それぞれ特徴が異なります。
粘土瓦は、自然素材でできており、風合いが美しく、耐久性も高いですが、価格が高いのがデメリットです。
セメント瓦は、粘土瓦に比べて価格が安く、耐久性も高いですが、風合いが劣るというデメリットがあります。
陶器瓦は、粘土瓦よりも強度が高く、耐熱性や耐水性にも優れていますが、価格が高いのがデメリットです。

3:トタン屋根

亜鉛メッキ鋼板とも呼ばれるトタンは、軽量で雨漏りしにくく価格が安いことから、昔はトタン屋根が多く見られました。
しかし、衝撃に弱くサビが発生しやすいので、サビ止めや塗装工事を頻繁におこなう必要があり、一度サビが発生してしまうと耐久性も下がってしまいます。
トタン屋根は、カラーバリエーションも豊富で、デザイン性も高いですが、近年では、耐久性や美観に優れた他の屋根材に押され、使用される機会は減ってきています。

4:ガルバリウム鋼板屋根

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛を合金化した鋼板で、トタンよりも強度が高く、サビに強いという特徴があります。
そのため、近年では、アパートの屋根材として、ガルバリウム鋼板が人気です。
ガルバリウム鋼板は、軽量で、耐候性、耐食性に優れているため、メンテナンスの手間が少なく、長寿命です。
また、デザイン性も高く、様々なデザインのアパートに合わせることができます。

□アパートの屋根のメンテナンス方法

アパートの屋根は、雨風や紫外線にさらされるため、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠ると、雨漏りや屋根材の劣化、倒壊などの危険性があります。
アパートの屋根のメンテナンスには、部分補修、塗装、全体の修繕などがあります。

1:部分補修

屋根材の破損や劣化が軽微な場合は、部分補修で対応できます。
部分補修は、損傷箇所に防水テープなどを貼ったり、屋根材を交換したりすることで行います。
部分補修の費用は、損傷の程度や補修方法によって異なりますが、数万円から数十万円程度です。

2:塗装

屋根材の劣化が進んでいたり、見た目を新しくしたい場合は、塗装がおすすめです。
塗装は、屋根材の表面に塗料を塗ることで、防水性や耐久性を向上させます。
塗装の費用は、屋根の面積や使用する塗料の種類によって異なりますが、数十万円から数百万円程度です。

3:全体の修繕

屋根材の劣化がひどい場合は、全体の修繕が必要です。
全体の修繕は、屋根材をすべて交換したり、屋根の構造を補強したりすることで行います。
全体の修繕の費用は、屋根の面積や使用する材料によって異なりますが、数百万円から数千万円程度です。

□まとめ

アパートの屋根は、種類や素材によって特徴やメンテナンス方法が異なります。
この記事では、アパートの屋根の種類ごとの特徴、メンテナンス方法、費用について解説しました。
アパートの屋根を長く安心して使用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
屋根の状態を定期的に点検し、必要に応じてメンテナンスを行うようにしましょう。

当社では、福井市で迅速かつ丁寧な屋根修理を行っております。
もし、屋根の状態に不安がある方は、ぜひ当社までご連絡ください。

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