太陽光発電工事
建物への太陽光発電工事は、大きく2つの工事に分けられます。それは、
- 屋根への金具の取り付け・太陽光パネルの設置・結線
- 室内配線・電力系統への接続
で、全部を電気屋さんがやる事もありますが、工事としては①が屋根工事業者が得意とする分野で、②が電気工事業者が得意とする分野になります。
当社は屋根工事業者ですので、①の屋根設置に関して得意としており、新築工事やリフォーム工事の際に、電気工事業者からの①の部分だけの依頼を頂くこともあります。
屋根工事業者が太陽光を扱う理由
建物への太陽光発電設備の設置の場合、50kw超の高圧設備にならない限り、難しい部分は設置する屋根の判断になります。
- 設置する屋根の種類と状態
- 太陽光設置周辺の建物の状況(下に屋根がある、影になる建物があるなど)
- 雪が降った時の落雪経路(下に車がある、玄関先、通学路など)
などを考慮して、どのような工事を行うことが必要かを考えることが屋根工事業者のノウハウとなります。
当社では太陽光パネルから雪が落ちてくるのを何とかしてほしいとの依頼も多くあり、設置の際に考えていない建物を見る機会が多いです。また、太陽光パネルが設置されている屋根のリフォームを行うこともあり、パネルを設置する前に屋根を修理しておけば良かったのに、と思う機会も多々あります。
太陽光を設置したら15年はそのまま使い続けることになります。
15年間の間に、どのようなことが想定されるか?
周辺状況の読み解きは大丈夫か?
そこをきっちりやりたいと考えています。
主要メーカー取り扱い
国内メーカーが生産を撤退していくこともありますが、当社でよく扱っている(扱っていた)メーカーを記載しますと
- シャープ
- パナソニック
- 三菱
- 長州産業
になります。
金属屋根には穴をあけないキャッチ工法
新築では多く使われているAT葺き、立平葺きなどの金属屋根には、屋根に穴をあけないキャッチ工法での太陽光パネル設置方法があります。キャッチ工法に対応している国内メーカーや、海外メーカー品でも対応できる架台を取りよせて施工することも可能です。