平成28年度の太陽光発電の売電価格(速報)

平成28年度の太陽光発電の調達価格および調達期間について、
委員会での委員長案が了承された、との報告があったようです。
メールマガジンや、取引先から情報が入るって便利ですね♪

例年の傾向から、委員長案が否決されることは少ないそうですので、
ブログに記載しておきます。

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★10kw未満

出力制御対応機器 設置義務なし 31円/kw 10年間
出力制御対応機器 設置義務あり 33円/kw 10年間

システム費用 35.3万円/kw(+1.0万円で出力制御対応機器設置)

住宅用だと10kw未満が多いと思います。
平成27年度と比較すると、売電価格は-2円/kwhですが、
システム費用が-1.1万円/kwとなっているので、
パネル等が安くなったから、売電価格も下がったという話ですね。

★太陽光(10kw以上)

24円/kwh 20年間

平成27年度7月1日以降と比較すると、売電価格は-3円/kwhです。

10kw以上に関しては、平成27年度は動きが鈍かったですが、
さらに売電価格も下がりました。
24円/kwhだと、一般家庭で買う電力の価格に近づいてきましたね。
出力制限がかかる可能性があるのと、売電価格の下落で、
それほどオイシイ投資ではなくなったということでしょう。

★太陽光発電って、どうなの?に関する雑感。

個人的な結論から言うと、
住宅の屋根や工場の屋根なら、
パネルも安価になってきているし設置しましょう、
土地を使った野立てはやめましょう、
という感じです。

分散型エネルギー、余っている屋根利用というほうが、
遊休地の活用のようでいいと思うのですよね。
土地+太陽光発電だと、
発電所という金融商品&土地ころがしになってしまった感が強い。。です。

その方がお金は動くんでしょうけど。

紙の資産に比べて、税制上は優遇されていたし、
一括償却とか、お金がある企業の取り組みとして伸びてましたけど、
アンバランスなんですよねぇ。

住宅で、自家消費・余剰分を売電or蓄電という、
スタンダードな形の需要に対応していくのがいいのでしょう。
太陽光の余剰エネルギーを利用した発電および省資源への取り組みという
そんな観点での、自家使用型の太陽光発電設置をオススメしたいですね。

ということで、
当社としては、金銭的な部分も鑑みながら、
余っているところを活かすための太陽光発電という立ち位置で、
技術的に適切に太陽光を提案・取り付けしていきますので、
新築・リフォーム時にはご相談ください!