雨漏りは、家にとって深刻な問題です。
気づかないうちに進行し、大規模な修理が必要になることも。
放置すれば、家の寿命を縮め、資産価値を下げる可能性も。
しかし、適切な点検と早めの対処で、被害を最小限に抑えることができます。
そこで今回は、雨漏り点検にかかる費用とその要素について説明します。
雨漏り点検の費用相場
点検費用はいくら？
雨漏り点検の費用は、点検内容によって大きく異なります。
簡単な目視による点検であれば、無料の場合もあります。
しかし、屋根裏への立ち入りや、より詳細な調査が必要な場合は、5,000円～15,000円程度が目安です。
高所作業車や足場が必要な場合、さらに費用が加算されるでしょう。
また、遠方の業者に依頼する場合は、出張費用も考慮する必要があります。
費用に影響する要素
点検費用に影響する要素は様々です。
まず、点検の範囲です。
屋根のみの点検か、屋根裏や外壁なども含めた広範囲な点検かによって費用が変わります。
次に、調査方法です。
目視による簡単な点検から、散水試験や赤外線サーモグラフィー、ドローン撮影など、高度な調査方法を用いる場合、費用は高額になります。
さらに、建物の構造や大きさ、点検箇所の数も費用に影響を与えます。
複雑な構造の建物や、複数の箇所の点検が必要な場合は、費用が高くなる傾向があります。
雨漏り点検の内容と費用
点検項目と費用感
点検項目には、屋根材のズレや破損、コケや草の繁殖、板金の錆びや浮き、雨どいの詰まり、外壁のひび割れや剥がれなどがあります。
これらは目視で確認できる項目です。
一方で、屋根裏の状況や、目視では確認できない内部の腐食などは、より詳細な調査が必要です。
費用は、目視だけの簡単な点検であれば無料の場合もありますが、屋根裏調査などを行うと費用が発生します。
調査方法と費用
調査方法には、目視調査、散水試験、赤外線サーモグラフィー調査、発光液調査、ドローン撮影調査などがあります。
目視調査は無料で行われることもありますが、その他の調査方法は有料です。
散水試験は、0～30万円程度、赤外線サーモグラフィー調査は0～20万円程度、発光液調査は15～20万円程度、ドローン撮影調査は0～10万円程度が目安です。
これらの調査を組み合わせることで、より正確な原因特定が可能になります。
ただし、調査方法が多様化すると、当然費用も高くなります。
まとめ
雨漏り点検は、早期発見と適切な対処によって、高額な修理費用を避けるために非常に重要です。
費用は点検内容や調査方法によって大きく変動しますが、無料の簡単な点検から、数十万円規模の高度な調査まで、様々な選択肢があります。
費用を抑えるためには、まずは簡単な目視点検から始めるのも良いでしょう。
しかし、雨漏りの疑いがある場合は、当社のようなプロの業者に依頼し、状況に応じた適切な調査方法を選択することが大切です。
早めの点検で、大切な家を長持ちさせましょう。
福井市で、外壁・屋根・雨樋などの施工をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
