築年数の古いスレート屋根のお住まいで、そろそろメンテナンスが必要だなと感じている方も多いのではないでしょうか。
スレート屋根のメンテナンス方法には、葺き替えや塗装など様々な方法がありますが、近年注目されているのが「カバー工法」です。
□スレート屋根にカバー工法が適している理由
カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
スレート屋根にカバー工法が適している理由は、軽量で防水機能も向上するため、雨漏り対策やコスト削減に最適だからです。
また、アスベスト含有の屋根材でも、撤去費用を抑えられるメリットも。
1:軽量でカバー工法が選択できる
スレート屋根は、瓦屋根に比べて軽量な屋根材です。
そのため、カバー工法を選択できることが大きなメリットです。
重量のある瓦屋根の場合、カバー工法を採用すると屋根の強度が不足する可能性がありますが、スレート屋根であればその心配がありません。
2:防水機能が向上し雨漏りを防ぐ
カバー工法では、既存の屋根の上に防水シートを敷き、その上に新しい屋根材を施工します。
そのため、既存の屋根の防水機能を強化することができます。
雨漏りが発生している場合でも、カバー工法によって雨漏りを止めることが可能です。
3:アスベスト含有の屋根材でもコスト削減が可能
築年数の古いスレート屋根には、アスベストが含まれている場合があります。
アスベストは、健康被害を引き起こす恐れがあるため、撤去費用が非常に高額になります。
カバー工法は、既存の屋根を撤去する必要がないため、アスベスト含有の屋根材でも、撤去費用を抑えることができます。
□スレート屋根のカバー工法の種類と選び方
スレート屋根のカバー工法には、大きく分けて2つの種類があります。
1:防水機能重視の「防水機能有りのカバー工法」
防水機能有りのカバー工法は、既存の屋根の上に防水シートを敷き、その上に新しい屋根材を施工する工法です。
防水シートを敷くことで、既存の屋根の防水機能を強化し、雨漏りを防ぐ効果があります。
既存の屋根の防水機能が劣化している場合や、雨漏りが発生している場合は、この工法がおすすめです。
2:美観重視の「美観目的のカバー工法」
美観目的のカバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を直接重ねて施工する工法です。
防水シートを敷かないため、既存の屋根の美観を損なわずに、新しい屋根に葺き替えることができます。
既存の屋根の美観を維持したい場合は、この工法がおすすめです。
ただし、防水シートを敷かないため、雨漏りのリスクが高まる可能性があります。
□まとめ
スレート屋根のカバー工法は、軽量で防水機能も向上するため、雨漏り対策やコスト削減に最適です。
また、アスベスト含有の屋根材でも、撤去費用を抑えられるメリットがあります。
カバー工法には、防水機能重視の「防水機能有りのカバー工法」と美観重視の「美観目的のカバー工法」の2種類があり、それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分のニーズに合った方法を選びましょう。
当社では、福井市でスレート屋根のカバー工法とメンテナンスを提供しております。
スレート屋根の耐久性を保ちたい方は、ぜひ当社までご連絡ください。
