太陽光発電の施工について
太陽光発電の工事は、三位一体の工事と言われています。
「太陽電池モジュール」+「屋根設置工事」+「電気工事」
どれが欠けても満足頂ける工事にはつながりません。そのため、品質の確かな商品を、各分野のプロフェッショナルが工事することが求められています。
メーカー研修でも、屋根と電気で施工IDを分けて発行しているところもあります。
当社では、電気工事を平成電工(株)様に依頼しています。
当社から歩いて1分ほどのご近所で、新築工事で太陽光発電の電気工事をしているので慣れています。歴史ある会社ですが、現社長は若いので、工事後のメンテナンスも期待できます。
屋根工事に関しては、当社の50年超の屋根工事業の経験を生かして、
電気工事に関しては、平成電工(株)様の電気工事の経験を生かして、
お互いの得意分野を組み合わせた、太陽光発電の工事を致します。
また、当社は(株)鶴弥様が主催する「そらやねっと」にも加盟しております。
「そらやねっと」とは?
粘土瓦メーカーである(株)鶴弥(つるや)と、厳しい資格要件を満たした全国の屋根工事業者でつくる、太陽光発電システムの設置におけるプロの屋根工事集団の名称です
太陽光発電の設置方法について
太陽光発電の設置方法は、メーカーによって、また屋根材の種類によって異なります。
当社は、瓦・コロニアル・金属と多様な屋根材の施工をしておりますので、
屋根から発想してそれぞれの屋根材で最適な取付方法をお勧めします。ですので、屋根材によって提案するメーカーは異なります。
メーカー推奨の施工方法の中から、さらに屋根工事業の視点でよいものを選ぶ、という形をとっています。
瓦屋根の場合
瓦については、支持金具を瓦の間から出してくる方法、瓦に穴をあける方法、アルミ製の瓦を使用する方法がありますが、積雪のある福井では、アルミ製の瓦を使った方法がベストです。もし支持金具で提案されていたら替えてもらうべきでしょう。(積雪荷重でのたわみで瓦が割れる恐れがあります)
支持瓦は上からパッキン付のビス止めですが、ビス穴が瓦より高くなっていて水が入りにくいように工夫されているので安心です。
金属屋根の場合
金属屋根については、屋根材に穴をあけないキャッチ工法(セキノ興産)、グリップ工法(カナメ)の2種類が提供できます。穴を開けませんので、雨漏れの心配はゼロです!また、将来の塗装の際に、簡単に脱着ができる利点もあります。
キャッチ工法とグリップ工法の違いは、対応する金属屋根材の種類が違うという点です
コロニアル屋根の場合
コロニアル屋根については、メーカー純正の方法で施工します。コロニアルに穴をあけて上からビス止めですが、ブチル系の止水材やパッキンで3重以上に止水処理することで雨漏れリスクに対応しています。
経年数によっては塗装や葺き替えが必要な場合がありますので、屋根の確認が重要です。屋根の葺き替えの際には、金属屋根+穴をあけないキャッチ工法・グリップ工法がオススメです。